メルボルンで亡くなった友人は歌手の西野カナさんが好きだった。 何気なく聞いていたところ、『Always』という曲が印象に残った。西野カナさんのさわやかな声で心地よく、ついつい何度も聴いた。 友人を殺した犯人はなぜ犯行に及んだのか。 事件後に行われた…
友人が事件に巻き込まれて亡くなったメルボルンでまた邦人が亡くなった。 亡くなったのはフクハラユカコさん。 非営利団体で活動し、困っている人を助けることが夢だったという。 亡くなった友人にそっくりだと思う。 なぜこんないい人が若くして亡くなって…
先日実家が建て替えをするということで地鎮祭に参加した。友人の件を受けて神などいないと言いつつ、土地神へ手を合わせ、無事に工事が終わること住人が末長く住めることを願った。最近は宗教との関係が話題になるが、宗教というものはこの理不尽な世界で壺…
雪が降って積もった次の日の朝は、静かだ。 私の経験上近しい人が亡くなったときには、普段通りに過ごしていてもいつもより静寂を感じることがある。 雪の積もった翌朝はそんな時に似ていると思う。殺害された友人の兄の家では、スノーグローブの贈り物を飾…
少し前にテレビでテキサス州ダラスで起きた警官による殺人事件が紹介されていた。 被害者は黒人男性で、犯人は白人女性であった。自宅を間違えた勤務明けの警官が部屋にいた男性を侵入者と勘違いし、発砲し殺害した。 対象が黒人男性だったから警告もせずに…
『ザ・フォーリナー/復讐者』という映画を見た。 内容はテロで娘を失った父親が、犯人を探しだし復讐するというものだ。ザ・フォーリナー/復讐者(字幕版)ジャッキー・チェンAmazon ここから先はネタバレを含みます** 家族を殺害された遺族の中には、主人公…
『実力も運のうち能力主義は正義か? 』(マイケル・サンデル著)という本があるのを知った。残念ながらまだ読めていないが、岡田斗司夫さんが解説をしている動画がYouTubeにあげられている。 本書は平等を理想としてきた世界が採用した能力主義によって生まれ…
名古屋出入管管理局で拘束中の外国人が失くなった。 留学で在留資格を取得したのち、不法残留となり収容されたようだ。入管職員達は不法残留という法を犯したから、あそこまでひどい扱いをしたというように見える。犯罪者だから、命を軽視した扱いをしていい…
今回も前回に引き続き、『死別の悲しみに向き合うグリーフケアとは何か』から。 たとえつかの間のユーモアでも人に希望をもたらすということだ。どんなに大きなものを失っても、すべてを失ったわけではない。私たちは明日も生きていけるし、事実生きていくの…
以前にも紹介した『死別の悲しみに向き合う グリーフケアとは何か』という本の中で、死別をしたときに必要なこと役に立つことが記載されており、恐れながら私も共感したことを紹介させていただこうと思う。 死別の悲しみに向き合う グリーフケアとは何か (講…
静岡県熱海で豪雨によって土石流が発生し、死者安否不明者が多数でている。 亡くなった方には心からご冥福をお祈りします。友人がオーストラリアで殺害された時に遺族が対面したとき、歯は欠けて、痣だらけ、擦り傷だらけ、耳から体液が出ていた等酷い外傷だ…
故意に殺人を犯した人間、他人の人権を奪った人間が人権によって司法に守られていることに矛盾を感じる。 冤罪による被害を減らすためには、適正な手続きをふむというのは必要かと思うが、現行犯の場合は一考の余地はあるのではないか。もちろん正当防衛や虐…
『死別の悲しみに向き合う』のはじめに下のように書かれている。 死に別れることは、一部の人だけが運悪く経験するような特殊なできことではない。 -中略- いったい一年間にどれだけの日本人が死別を経験しているのだろうか。その数を明確に示すことはできな…
殺害された友人の兄の奥さんが以前白血病を発症したと書いた。 最初は蓄膿症と診断されたが、彼女は納得がいかず、セカンド・オピニオンということで別の医師をあたったところ、急性骨髄性白血病と診断され即入院したそうだ。医師の診断を受けて普通はそれを…
最近ある資格試験を受けた。 数年前から試験を受ける当日はストレートジュースを1杯飲むルーティンとなっている。 きっかけはとあるブログで紹介されていたことからだ。そのブログでは英語系の試験対策で、試験は午後から始まるため、試験会場に移動後の水分…
子供の好奇心はすさまじい。 すぐに新しいもの、見慣れないものを触りたがる。いつも回りをキョロキョロ見回し面白そうなものはないか探しているようだ。殺害された友人も新しいものやサービスが好きで子供のような性格だった。 だから海外にも興味を持ち、…
以前、殺害された友人とともに亡くなったユダヤ人のことを書いた。 また『なぜ私だけが苦しむのか』という本を読み、ユダヤ人がいかにして苦難を乗り越えてきたのかについて興味を持った。なぜ私だけが苦しむのか: 現代のヨブ記 (岩波現代文庫)作者:H.S. ク…
梅雨前だというのに最近暑くなってきた。 そこで夏に向けて色々とやっていることを書いてみる。 快適な靴を準備 果実シロップ 快適な靴を準備 ちょっとした外出の時に、裸足で履いても快適な靴を履いている。 LACOSTEからも同じように使える靴を出していて、…
友人が殺害された事件では、他に5人の方が亡くなり、数十人が負傷した事件だった。 亡くなった被害者の中にユダヤ人の子供がいた。 現地のユダヤ人は遺族のために基金を立ち上げた。 一方日本人の友人の遺族のために現地の日本人は何をしたのか。もちろん何…
友人が海外で殺害されたのは以前も書いた。 その事件は犯人はその場で捕まり刑事裁判も受け、服役している。 裁判では、被害者に対してなんのコメントもなく、薬物によって正常な判断ができなかったと主張したのみだったらしい。おそらく弁護士の入れ知恵だ…
最近我が家に生まれた子供のためにぬいぐるみを購入した。 選んだのは妻ですが、質感など結構なこだわりを持って選んだ逸品らしい。 厳しいお眼鏡に適ったのはおさるのビンゴである。 知名度ではジョージの方が上だと思うが、ビンゴは毛並みがいい…と思う。 …
先日、旭川でいじめによって少女が亡くなった。 自分がいじめを受けていたとしたら、家族には言いづらいし、学校の先生に相談したくはなる。しかし、そんな時に先生というのは100%助けてくれないと考えた方が良いと思う。逆に一番頼ってはいけない存在である…
前回に引き続き内祝いのおすすめ 2点目は神戸トアロードデリカテッセンさん 神戸に行くときは毎回寄っているお店。スモークサーモンがおいしい。 近くにあるシリアル屋 内祝いにはギフト用の詰め合わせが多数用意してあり、値段もお手頃。 tor-road-delica.c…
内祝いするときって選ぶのが難しい。 モノだと不要なものにならないかが心配なので、私は消費できる食べ物飲み物を送るようにしている。 その中でも喜ばれたものを備忘録的に残そうと思う。特に関東には本店がないお店をあげていこう。 まずはやまがき畜産さ…
今回もやはり亡くなった友人のことについてだが、そのお兄さんの話によると今年の1月の彼の命日に誰かが来て花を手向けてくれていたようだった。 彼が亡くなったのは、2017年だから4年も前のことになる。亡くなって間もないうちは多くの方が来てくれていたよ…
最近はふとしたことがきっかけで亡なった友人の兄と話す機会が増え、彼らのことばかり書いている。とはいってもサボり気味だけど。 友人が亡くなってからもうすぐ4年が経つ。彼は 「一つ違いの年子だったのに、いつのまにか5歳差になってしまった」 と言っ…
以前、亡くなった友人のことを書きました。 その時のことをふと思い出しました。 その友人の兄弟が話してくれました。 葬儀の際のに友人につけた戒名に70万円程したと。 さらには、お経をあげる際に名前も年齢も間違えていたと。 彼は無差別殺人で殺害され…
先日某大型ストアでシリコンのブレスレットを見かけた。 そのブレスレットには NOTHING CHANGES IF NOTHING CHANGES とデザインされていた。 何も変えなかったら、何も変わらない という意味であるらしい。 変化は自ら起こるのか、それとも起こすのか。
樹木は生育することのない 無数の芽を生み、 根をはり、枝や葉を拡げて 個体と種の保存にはありあまるほどの 養分を吸収する。 樹木は、この溢れんばかりの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還すが、 動物はこの溢れる養分を、自由で 嬉々とした…
私の友人は若くして亡くなりました。たまたまその時その通りを歩いていたというだけで。その時一緒にいた別の友人も骨折しました。 その二人を分けた差は何だったのか。 神の存在を疑ってしまいます。 『なぜ私だけが苦しむのか』という本で著者は、神は善人…