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先の1000年で最高の発明

この千年で最高の発明といったら何を思い浮かべますか??

 

『ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語』という本によれば、それはネジであるようです。

仕事柄よくねじを使いますが、最初に思い付いた人はすごいなと思います。

小さな力を大きな力に変換でき、ジャッキのように思いものを押し上げたり、圧搾機に使われたり。

 

起源は諸説ありますが、紀元前ア280年頃にはアルキメデスによってねじの構造を利用した揚水装置が使われていたようです。

回転の力だけであるものを移動させることもできました。

製品や機械の締結部に老朽化や不具合などがあっても、対象がねじならねじだけを交換すればいいのも効率がいいですしね。

 

ほかの技術と同様に戦争によってねじの需要が増えて、それまでバラバラだったサイズが規格として統一されたようです。

 

ねじを緩ませたくないからと思いっきり力任せに締め付けると、かえって緩みやすくなったり、破損につながります。適正なトルクで締結することが大切です。

人間も同じですね。ハッスルねじ巻きもねじを巻きすぎるとろくなことになりません。